7月8日
前回は夜になっても涼しくならず、あまりに暑いので早帰りをしました。
普段なら餌が残ると、海に撒いて帰るのですがけっこうな量が残ったので持って帰って再冷凍しました。
その残り餌を持ってまた磯に向かいました、4月の港でのアジ釣りでは、グルメなアジ達はそんなのこり餌には見向きもしてくれなかったですが、どう猛な磯のアジなら釣れてくれるだろうと思って行きました。
釣り場に着くと北東の風が強く先端では竿が出せませんでした。で西側の奥まった場所で釣り始めましたが、先端からの岩越しに回ってくる風が心地良かったです。 あまりの快適さに「まっ 釣れんでもええわ」くらいの気持ちになりました。
明るいうちはあたりもなく、何も釣れませんでしたが電気ウキが煌々とあかるく見えるようなってから足元でズボボボボ-っと気持良くウキが入り、25センチ強のアジが釣れました。 続けて同じようなポイントで同じような型のアジが釣れました。
足元では型が小さいので遠投してみるとウキが変な動きをします、合わせてみると何かが掛かっているようですがあまり引きません、が磯際まで来ると突然猛烈に引きだしました。
磯際の海面近くを右に左に猛烈なスピードで走っていきます、それはまるでボートレースを見ているようでした。
犯人はサバでした。
それ以後、沖に投げても手前に投げても、右に投げても左に投げてもサバ、さば、鯖で他の魚が釣れなくなってしまいました、釣っては逃がしの繰り返しがつづきます。
どうしようかと思案しましたが、サバの遊泳層を避けるため思い切ってウキ下を深くしました。
潮に乗って仕掛けがゆっくり流れていきます、きれいの糸が張り、仕掛けが一直線になっています、潮の重みが道糸を持つ手に伝わってきます。少し流れたところで、スパッーっとウキが入り糸が走りました。おもわず大合わせすると魚の重みが竿に伝わってきます。
足元まで寄せた時、魚が横に走るか確認します、「サバか、サバか、サバか」と自問自答していると魚は横に走らずに底に潜ろうとしています、ヘッドライトを当てて魚を確認したとき「おおっー、イサキやないか」しかもまあまあの型です、待ちに待った良型イサキが釣れました。
さらに同じポイントでアジを追加したあと、またサバだらけになってしまいました。
でここまででした。
サバに猛攻に合い、アジはたったの4匹の貧果でした、なので近所にお裾分けはできませんでした。
でも、握り寿司にした魚たちは絶品でした、小さなイサキ(25センチ前後)も脂がのっていて身もたくさんあり、とても美味しかったです。
サバさえかわせばいい釣りができそうですが、 んんんん.... 手強い・・・