• なまけ者ですが、地磯のカゴ釣りで大物を狙います。

またまた磯へ

5月20日

前回の釣行から一週間後また行ってきました。

自分には言い聞かせているのですが、「いいことはそんなに続かない」と。
よく分かっていてもやはり、夢を見てしまいます...

いつものように夕方からの半夜釣りで、5時頃から釣り始めました、今日は凪でサラシがありません。
潮はよく流れていていいコンディションです。

すいすい流れる潮の中で、ウキが見えなくなり軽く合わすと重みがあります、じっくり引きを楽しみながら上がってきたのは、いい型のウマズラハギです。
これはうれしい外道です、刺身にして肝じょうゆで食べようと、スカリに入れ海で生かしておきます。

その後、日暮れまで30センチ前後の真鯛が連発しますが、大きいサイズは釣れません。

暗くなってからはアジ釣りをするのですが、どういうわけか今夜はイサキが多く掛かります、ただ前回のようなジャンボイサキではなく、30センチ前後のサイズばかりです。

30センチ前後のイサキ
31センチのアジ

餌が尽きて最後の一投になり、少し沖を流していると気持ちよく電気ウキが消えていきました。
衝動的に「えいっ」っと合わすと「ぐっ」と手ごたえがあり、その瞬間リールのドラグが「ジリリ・・・・・」とうねりをあげます。
これはデカアジだ、ぜったい40センチは超えていると確信しました。すこし巻くと怒ったようにドラグがうなり、すごい勢いで糸がでていきます。
いつもならハラハラするのですが、このときはすこぶる冷静でした、なぜならこのサイズは取れないと分かっているからです、だから引きだけを楽しもうと余裕がありました。
案に相違して魚は足元まで寄ってきました、なかなか浮いてこないですが竿の胴にのせて耐えていると少し弱ってきたのが分かりました、せめて姿をみたいと気持ちが逸りますが慌てないようゆっくりやりとりします。
そして電気ウキが見えた後、魚の姿が見えました。「あっ、アジじゃない」ヘッドライトに浮かび上がったその魚は鮮やかな赤色の真鯛でした。「どうりでよう引くわけだ」っと少し残念でもありましたが、ナイスファイトに満足しました。

45センチの真鯛

翌日は、近所や知り合いにお裾分けしました。
自分は、カワハギの刺身の肝醤油にはじまり、イサキの炙り、アジの刺身、鯛の塩焼きと鯛めし、鯛の湯引きと3日に及び宴がつづきました。
たっぷり新鮮な魚を食べて幸せな時を過ごした後、心に思いました。
「ああっ、肉が食べたい!」っと。

そしてまたすぐに磯に向かうのでした。 つづく

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