5月13日
前回の釣行から6日後また行ってきました。
夕方からの半夜釣りで、5時頃から釣り始めましたが、今日もやはり潮が動きません。
足元に大きなサラシが広がっており、そのサラシの先の切れ間にカゴ釣り仕掛けにボイルオキアミを詰めて投げます。
じっとしている棒ウキを眺めながら、まだダメだろうなあっと思いました。
すると、スローモーションのように申し訳なさそうにゆっくりとウキが海中にきえました。
「エッこんな潮で」っとおもいながら大きく合わすと、コンコンと竿を叩く魚信が伝わってきます。
大きくはないですが真鯛でした、魚が掛かったことが嬉しかったです、とりあえず坊主はなくなりました。
しばらく時間がたつと、少し沖では潮が流れ始めました、その流れの乗せて沖に流して行くとウキがすーっと消えました、その瞬間合わせの体勢に入りましたが、合わすまでにウキが浮いてきました。
もう一度、同じ流れを流して行って、さっき当りのあったあたりで竿をしゃくって撒き餌を出すと、「んっ?」ウキが見当たりません。
大合わせをすると、確かな手ごたえがありました、あがってきた魚を見てびっくり、りっぱなイサキでした。
今が旬のイサキは産卵時期でもあり、体高もあり腹も張ってでっぷりしています。
すぐに、スカリに入れて海中で生かしておきます、そしてすぐ、今のポイントに投げますが、投げる瞬間にウキ止めがずれているのが目に入りました、今のやり取りでずれたみたいで、すごくウキ下が浅くなっていました。
それと、それが気になったことで投げるタイミングが狂って仕掛けが思うように飛びませんでした。
近くに漂うウキを見ていると、「しゅっぱっ」と素早い速さで海中に入っていきました、それはまるでオリンピックの飛び込みの選手がしぶきをあげずに飛び込んだように、思わず「うおっ」と唸るような当たりでした。
暗くなってからはアジ釣りにかわり、数は少ないですが大きなアジが釣れました。
翌日は、釣った魚をつまみに我が家では宴会が催されました。
また、近所にお裾分けしたら、数日後「ぷりぷりで歯ごたえがあって、新鮮で甘くて...」とべたぼめされて、思わず恥ずかしくなりました、でもそれほどおいしかったです、イサキもアジも。